静岡大学浜松キャンパスは、その長い歴史の中で、軍事施設から教育機関へと劇的な変遷を遂げてきました。本展覧会では、このキャンパスの歩みを二部構成でご紹介します。 第1部では、戦前の軍事施設時代に焦点を当て、歩兵第六十七連隊や高射砲第一連隊の活動を記録した資料を通じて、戦時下の浜松の軍事的役割を探ります。 第2部では、戦後の復興から現在に至るまでの教育機関としての歩みをテーマとし、航空写真や工学部の設置に関する貴重な資料とともに現代の大学へと成長していく過程を振り返ります。